第3回新潟県コロナウイルス感染症対策本部会議が開催される
新潟県は3日、第3回新潟県コロナウイルス感染症対策本部会議を開催した。
冒頭、花角英世知事は、「今週はじめに県民の皆様に呼びかけを行ったが、改めて、東京方面、大阪方面など感染が拡大している地域への不要不急な往来を控えていただくよう、周知していただきたい。加えて、今回は感染が拡大している地域から本県に帰省される方や、ご家族など同居されている方も含め、健康観察を徹底していただくよう周知に努めていただきたい」などと語っていた。
一方、会議は冒頭以外非公開で行われたが、会議終了後の説明によると、3日に3件の新たな感染が報告されたことなどから、県民への呼びかけをより踏み込んだものにすることを決めたという。内容は、これまでの「東京・大阪方面など感染が拡大している地域への不要不急な往来を控えてほしい」という呼びかけに加え、「感染が拡大している地域から帰省や転勤などで新潟に来た場合は2週間程度、不要不急の外出を控えてほしい」という呼びかけを加えた。
また、「(感染が拡大している地域から帰省や転勤などで新潟に来た場合は)自身の健康観察を徹底していただき、少しでも体調に不安を感じた際には、外出を控えて、速やかに(各保健所にある)帰国者・接触者相談センターに連絡してほしい」という呼びかけも加えた。
なお仕事や必要な用事については不要不急の外出には当たらないという。
このほか、会議では「週明けから学校を再開すること」、「今後の感染者の大幅な増加を見据えて、医療機関間の調整を事前に行うために設置された『新潟県調整本部』の調整状況」についての報告もあった。このうち、調整本部については、県内の主だった急性期病院と情報共有しているほか、今後の見通しについて意見交換を行ったという。