国内飼育下において今期初めてのトキのヒナが誕生

新潟県は5日、佐渡トキ保護センター(野鳥復帰ステーション繁殖ゲージ)において、今期最初となるトキのヒナのふ化が確認された、と発表した。これまで飼育下における一番早いふ化確認日は平成29年4月4日で、これに続く過去2番目に早いふ化の確認という。

ふ化したのは、8歳オスと10歳メス(BEペア)のヒナで、5日午前8時ごろ、抱卵している5個の中の1つからふ化した。なお3月6日の初産卵以降、計5個を産卵し抱卵していた。

今後はヒナを早期に親鳥へ戻し、自然育雛を進める。

なおトキの飼育状況は以下の通り。
・佐渡トキ保護センター(81羽)
・佐渡トキ保護センター野生復帰ステーション(56羽)
・多摩動物公園(8羽)
・いしかわ動物園(9羽)
・出雲市トキ分散飼育センター(10羽)
・長岡市トキ分散飼育センター(11羽)
・佐渡市ふれあい施設(2羽)

BEペア転卵状況(佐渡トキ保護センター提供)

 

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓