県内自治体が転入者や帰省者などに注意喚起を呼びかけ
東京など新型コロナウイルスの感染が拡大している地域からの転入者や帰省者が新型コロナウイルスに感染しているケースが相次いでいる。7日も、仕事の関係で東京に滞在し4月1日に上越市に戻ってきた30歳代の男性会社員、都内で接客業に携わり先月30日に実家の阿賀野市に帰省した20歳代女性の感染が相次いで確認された。
こうしたなか、感染が拡大している地域から県内にきた人などに向けて注意喚起を促す動きが出てきている。
上越市では7日から上越市役所1階市民課窓口など2カ所のデジタルサイネージを使い、市内への転入者や帰省者に対し、2週間の行動歴を記録することを呼びかけ始めた。8日から、北陸新幹線上越妙高駅内のデジタルサイネージでも同様の内容を流す。
新潟市も7日、同市に到着する上越新幹線の車内などで、新型コロナウイルス感染症拡大防止に関するメッセージを流してもらうよう、JRに依頼したことを明らかにした。