中国の北京師範大学珠海校区の有志が新潟市にマスク6,000枚を寄贈

新潟市教育委員会は7日、中国の北京師範大学珠海校区の有志から、「日本加油 新潟加油(日本がんばれ、新潟がんばれ)」というメッセージとともに6,000枚のマスクを、NPO法人新潟教育交流協会(高橋雄一理事長=元新潟小学校校長)を通じて受け取った。北京師範大学珠海校区の有志からマスクを受け取ったNPO法人新潟教育交流協会は、送り主の代表的人物である呉忠魁氏(北京師範大学珠海校前副学長)の意思を尊重し、新潟市に寄付したという。

高橋理事長は、「特別支援学校の児童、生徒さんたちを中心に使っていただければありがたいが、用途についてはお任せしたい」と語っていた。

新潟市教育委員会の前田秀子教育長は、「マスクが全然手に入らないという状況の中でマスクをいただけるということで本当に嬉しい。これもみなさん(NPO法人新潟教育交流協会)が長く交流してきた繋がりの中でのものだと思う。特別支援学校の子供たちを中心に使わせていただきたい」などと話したほか、中原八一市長からあずかったメッセージを伝えていた。

NPO法人新潟教育交流協会の相庭和彦副理事長(新潟大学教職員大学教授)は1980年代、北京師範大学大学院に在籍し、同大学院生だった呉氏と知り合った。この出会いが、1990年代、新潟県教職員組合と北京市教育工会の交流へと繋がり、以降、新潟大学と北京師範大学などとの留学生交換交流、附属小学校間交流などに広まっていった。また近年は、呉氏の計画により、広東省から新潟への修学旅行が数回行われたという。

「日本加油 新潟加油(日本がんばれ、新潟がんばれ)」というメッセージとともに寄贈されたマスク

新潟市教育委員会の前田秀子教育長とNPO法人新潟教育交流協会のメンバー

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