新潟市で市立学校・園の再開に対して、保護者などから不安の声
新潟市は8日に開いた新型コロナウイルス感染症に関する説明会の中で、市に保護者などから市立学校・園の再開を不安視する声が寄せられていると説明した。
具体的には、「全国的な感染状況の中で、市が学校を再開して大丈夫なのか」、「基礎疾患を持っている家族がいるため、子供たちを登校させるのが不安」といった内容で、市の学校支援課へのメールとして約50件、同課やこのほかの課への電話が40~50件ほど届いているという。
新潟市では7日、177の市立学校・園のうち164市立学校・園が再開した。このうち、37・5以上の発熱による欠席の児童生徒数は29人で、新型コロナウイルス感染症への不安などから自主的に欠席した人数は105人であり、自主的に休んだ児童生徒については欠席ではなく出席停止扱いとしているという。