県内39例目の新型コロナウイルス感染症患者の行動歴などについて、県が発表

説明を行う新潟県

新潟県は9日、県内39例目の新型コロナウイルス感染症患者(聖籠町、30代女性、会社員)の行動歴などについて説明した。

県内39例目の新型コロナウイルス感染症患者は現段階で、これまでの県内の新型コロナウイルス感染症患者との接触や、感染が拡大している地域との往来は確認されていないという。この他の行動歴としては、3月31日の午前中まで出勤し、4月1日以降は出勤しておらず、現在は県立新発田病院に入院している。濃厚接触者は同居家族3名。

最近になって県内で感染経路が不明なケースが徐々に確認されている中、市中感染の広がりの可能性について、新潟県はこれまでの認識と変わりはないとした上で、「専門家などと状況を確認している。類似の事例が日々倍増しているわけではなく、もうしばらく様子を見る必要があるだろう」と話した。

このほか、新潟県新型コロナウイルス感染症コールセンターでは4月に入ってから相談件数が増加しており、設置当初の3月10日ほどではないものの、4月6日から8日かけて1日当たり100件近い相談が寄せられていた。具体的な相談内容は、自身の症状に関する心配や公共交通機関利用時の感染リスクの有無、県の各種措置に対する意見(学校再開や外出に関する内容や県知事の県民への呼びかけに関する内容)だという。

なお、9日発表時点での新潟県全体の退院者は23人であり、現在16人が入院していることとなる。

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