塩沢信用組合(南魚沼市)が、全職員に「出前ランチ手当」を支給
南魚沼市に地盤を置く塩沢信用組合が、「出前ランチ手当」を全職員に支給することになった。
目的は、新型コロナウイルスの影響で客足が減りながらも、誘客による売上回復の打開策が取れなくなっている地元飲食店を応援するため。同組合では3月にも、同じ目的で一人3,000円ずつの出前ランチを注文する取組みを行っていたが、4月以降も続けていくことを決定。3月の取組では出前代金を経費精算する形を取っていたが、4月以降は手当の形で支給することにし、新型コロナウイルスの影響が続く間、継続する予定だという。
4月の給与と合わせて支給される同手当の額は、1万円。支給日には、同組合の店舗毎に決めた飲食店に、店内に勤務する職員がそれぞれ1,500円以上の出前ランチを注文する。同組合では「出前ランチ手当」の趣旨に則り、職員一丸となって地元飲食店を支えていくとのことだ。