新潟県糸魚川市島道で雪崩が発生、孤立していた住民2人が救助されたものの、現在も1人が行方不明
新潟県糸魚川市によると23日、同市内島道地内において雪崩が発生した。現在、警察署や消防本部などにより、現地調査が行われている。
雪崩は市内島道地内の島道鉱泉へ向かう道路付近で発生。人家などへの被害はないものの、同日15時30分ころに家族と電話をして以降、連絡のとれていない人が1人確認されている。
糸魚川消防本部によると、現在行方が分からなくなっているのは、同地内在住の50歳代男性で、同居家族の女性より23日17時48分、「家族と連絡が取れない」と情報が入った。また、同時刻に除雪業者より「島道鉱泉下で雪崩が発生している可能性がある」との連絡が入った。
その後23日18時に消防救助隊が捜索活動開始。22時ころ、現場が暗くなり2次災害の危険があることから、警察と協議し当日の活動終了。
翌日24日には、防災ヘリによる捜索で孤立している島道鉱泉住人2名(80歳代男性と50歳代女性)の救助活動開始し、12時59分に救助を完了したものの、行方不明となっている男性については現在も捜索が進められている。
また糸魚川市は24日8時30分、能生事務所内に現地本部を設置し、情報収集と現地対応にあたっている。