新潟リハビリテーション大学で入学式 希望胸に医療の道へ
圏域出身者ら大学院含め新入生76人
新潟リハビリテーション大学(山村千絵学長)の入学式が7日、村上市上の山にある同大学内で開かれ、大学院含め新入生76人が将来への希望を胸に医療従事者への道を歩み始めた。
同大によると、新入生の内訳は圏域出身者を含め、学部66人、大学院10人。入学式は例年、新潟看護医療専門学校村上校(同市八日市)と合同で行っていたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の観点からそれぞれで実施することとした。
席の間隔をあけ、換気にも気を配るなど新型ウイルス対策を施した会場では、教職員らが見守る中、新入生一人ひとりの名前が呼ばれ、山村学長から入学の許可を受けた。山村学長は式辞で「皆さんにとっては大変厳しい状況下で始まった学生生活だが、人は一人では生きられない、支え合って生きている。人の心の杖であり続けることが大切だという気持ちを忘れずに、これからの学生生活、人生を送ってほしい」などと呼び掛け。医療学部の渡邊琴美さん(18)=村上桜ヶ丘高校出=は「身体だけでなく心も支えることができる作業療法士になれるよう勉強を頑張りたい」と意気込んでいた。
村上新聞2020年4月12日号