新潟県が第5回新潟県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催
新潟県は10日、県の関係部局長や市の担当者などで構成する第5回新潟県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催した。
冒頭、新潟県の花角英世知事は、県内で最近確認された新型コロナウイルス感染症の状況に触れたうえで、「前回の会議後、政府が7都府県を対象に、緊急事態を宣言した。また、政府の基本的対処方針が改定されたことを受け、新潟県としても対処方針を改定し、取り組みを一層強化する必要がある」などと話した。さらに、既に呼び掛けた新潟県民への3つのお願いに加えて、帰省・来県者への注意喚起を強化する措置として、JR東日本新潟支社・JR西日本金沢支社・NEXCO東日本新潟支社などの事業者と協力し、チラシなど様々なツールを用いて、帰省・来県者が感染拡大防止に努めてもらえる呼びかけを実施するよう伝達した。
会議終了後、ぶら下がりに応じた花角知事は、会議で取り上げた3事業者などの協力を得て、帰省・来県者への注意喚起に関するチラシを既に関係各所で配布する取り組みを始めているとした上で、「緊急事態宣言が出された地域からお越しになる方への注意喚起がメインだが、独自に緊急事態宣言を出している地域などからお越しになる方についてもご自覚をお願いしたい」と呼び掛けた。
また、会議終了後の説明の中で、新潟県は、7日に政府が基本的対処方針を改定したことを受け、同方針に準拠しつつも若干の微修正を経て、来週の早いうちに改定した県の基本的対処方針を公表することを明らかにした。