ブルボン再⽣医科学研究所が再⽣医療研究⽤の培養液を発売
株式会社ブルボン(新潟県柏崎市)は、グループ企業である株式会社ブルボン再生医科学研究所が開発する再生医療向け試薬「Xyltech™」シリーズから新たに、 ヒト線維芽細胞の増殖制御用培養液「Xyltech™ H-Fbro-01」と、増殖用培養液「Xyltech™ Growth H-Fbro」を13日に、ニプロ株式会社(大阪市)を通じて販売を開始する。価格は、増殖制御用培養液が12,000円、増殖用培養液が12,500円。
ヒト線維芽細胞は、皮膚組織の「真皮」と呼ばれる部分に存在する細胞で、皮膚組織の主成分であるコラーゲンやヒアルロン酸などを産生する。肌のはりの維持や、損傷部位の治癒など皮膚機能を保つ上で重要な細胞で、近年は患者から採取して培養した線維芽細胞を用いる再生医療や関連した研究が進められている。
「Xyltech™」シリーズは、ブルボンの研究部門である健康科学研究所が、信州大学との共同研究を通じて、「糖による細胞の増殖制御技術」を応用して開発した研究用試薬。