県は30日に空港アクセス改善協議会を開催
県は30日、「第1回 新潟空港アクセス改善協議会」を開催する。
政・経済界・交通事業者などで構成し、新潟空港へのアクセス改善を検討する協議会で、新潟空港アクセスの現状などを踏まえた意見交換を行う。
1回目の開催以降は、ワーキングを随時開催し、とりまとめ案を作成。11月ごろに開催が予定されている第2回 新潟空港アクセス改善協議会に、とりまとめ案を示し、正式決定する。
そして、このとりまとめ案を受け、県の方針を決め、12月県議会で論議してもらう。
その後、県議会の議論を踏まえ、具体的な事業スキームを検討していくこととなる。
現在、新潟駅~新潟空港間には、リムジンバスが走っているが、関係者の間には、「首都圏第3空港化」などを念頭に置いた新幹線の空港乗り入れや、朱鷺メッセ、佐渡汽船ターミナル、新日本海フェリーターミナルを経由するモノレールの乗り入れなどを求める声が少なからずある。
反面、新幹線の空港乗り入れには400億円以上かかる一方で新規航路はそれほど増えないという見方も根強くあり、費用対効果の観点から、軌道系アクセス、特に新幹線の乗り入れに否定的な声も少なくない。
写真は、浜松町と羽田空港を結ぶ東京モノレール(撮影/編集部)