アクアリゾートが新潟市の保育施設で「魚の食育教育プログラム」
春を代表する海藻ワカメを見て触れて学ぶ
熱帯魚や錦鯉水槽のレンタル・メンテナンスなどを手がけるアクアリゾート(新潟市)は28日、新潟市の保育施設(社会福祉法人 岡山福祉会 岡山幼保連携型認定こども園)で、魚の食育教育プログラムを行った。
「野菜の食育は比較的多く行われているが、魚の食育はどうしてよいのか分からないので力を貸してほしい」。保育施設からこんな相談を受けたことから、今回の開催となった。「新潟漁業協同組合様の力を借り、春を代表する海藻ワカメを見て触れて学ぶ教育プログラムを行いました」(アクアリゾート)。具体的には、2歳、3歳、4歳ごとに分かれ、ワカメの生育状況を説明したのち、実際にワカメを配って触ってもらった。また湯に入れることで、変色する実験などを行ったほか、ワカメの押し花づくりなども行った。
今回は初めての試みとなったが、今後も春夏秋冬と季節ごとに魚の食育を行っていくことを検討している。「(魚に興味を持ってもらうことで)子供たちの魚離れを食い止め、新潟の水産業の発展につなげていきたいと考えています」(同)