民泊が可能な湯沢町のリゾートマンション「エンゼルリゾート湯沢」
マンション管理業者の株式会社エンゼル(東京都)が管理するリゾートマンション「エンゼルリゾート湯沢」(湯沢町)の管理組合の臨時総会が今年3月14日に開かれ、住宅宿泊事業(民泊)制度導入に関する議案が賛成多数で可決された。湯沢町内のリゾートマンション管理組合で、民泊制度導入に関する議案が可決されたのは初めてという(同社調べ)。
住宅宿泊事業法では、誰も居住していない住宅で「民泊」を行う場合、住宅宿泊管理業者へ管理委託する事が義務付けられている。このため、民泊が承認された総会では、住宅宿泊管理業に (株)エンゼルを指定した。エンゼルでは、「マンションオーナーが安心してワンストップで民泊を行える仕組みを構築」していくという。
なお同社では次のコメントを発表している。「湯沢町のリゾートマンションの多くはバブル期に建設されたものであり、建物の老朽化、定住者・リゾート利用者の減少、管理費の滞納など、健全な管理組合運営に向けて多くの課題を抱えています。エンゼルリゾート湯沢の住宅宿泊事業制度導入が、リゾートマンション資産価値向上、ひいては日本のリゾートエリア活性化のきっかけになればと考えています」