新潟市議会「翔政会」が中原市長に新型コロナに関する要望書
新潟市議会の保守系最大会派「翔政会」は22日、中原八一市長に「新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急要望書」を手渡した。クラブ長である古泉幸一市議会議員は、「新潟市の経済が完全に破綻に向かっている中で、市も本腰を入れてテコ入れしていかなきと、コロナ後も極めて深刻な状態になると認識している」とし、重点項目3点として、「医療・保育・介護の現場で働いている方々への、感謝のメッセージと支援」「旅館・ホテルを借上げ、自宅待機が困難な方への支援」「売上が急減している事業者へ、家賃補助等の支援」を要望した。
古泉市議は、中原市長に「我々も議員報酬を1割削減して、財源の一部に充てていただきたいという提案を5月議会に提案する形で協力していくので、対応していただきたい」と話していた。
これに対し、中原市長は、「新潟市でも緊急景況調査を実施し、飲食の皆さんが特に苦境に立っているということが明らかになっている。また古町や新潟駅周辺では家賃を払うのが大変困難であるという声も聞いている。こうしたことも踏まえながら可能な限り頑張っていきたい」と話していた。