新潟県立佐渡高校で個人情報の誤送付と給付金の誤払い事故
新潟県立佐渡高校は23日、個人情報の誤送付と給付金の誤払い事故が発生したと公表した。
23日の8時20分頃、生徒保護者から「身に覚えのない入金がある」との電話を受けて調査。結果、3月31日に、災害共済給付金を本来支払うべきでない保護者に対して通知書を発送し、4月13日に支払っていたことが判明した。誤送付および誤払先は、給付金の対象である生徒と同じクラスの、別の生徒の保護者。
佐渡高校は、本来の受取人である保護者、および誤払いをした保護者に謝罪。改めて支払手続きを行った。再発防止策として「支払い時に生徒と保護者がわかる書類を添付し、チェック機能が働くよう改める。」とコメントしている。
なお災害共済給付制度は、義務教育学校や高等学校などで、医療費や障害見舞金、死亡見舞金といった災害共済給付を行う制度。今回の給付金については、1月に同校内で発生した生徒の怪我に対する、医療費であったという。