佐渡市教育委員会職員が、停職3ヵ月の処分
佐渡市は24日、同市教育委員会職員を、停職3ヵ月の処分にしたと発表した。
処分されたのは、40歳代で主任級の、前社会教育課職員。この職員は、同一の職場に勤務する女性職員に対し、平成30年5月頃から平成30年夏場頃、および平成31年の年明け頃から令和2年1月まで、肩や背中へのボディタッチや不快な発言等のセクシャルハラスメント行為を行っていた。
今回の処分ではこの職員の他、監督者として教育長が訓告、課長級職員1名が戒告、課長補佐級職員1名が訓告処分を受けている。再発防止策について佐渡市は、「ハラスメント防止研修などによる職員教育の徹底及び監督職員による職場環境、職員の状態の把握と改善に努め、健全な職場環境の確保を図ります」とコメントしている。
また教育長は、「教育に携わり、見本となるべき職員が個人の尊厳を傷づけるとともに、職場環境を害する今回の行為は、極めて遺憾であり、市民の信頼を著しく失墜させることとなり、深くお詫び申し上げます。今後は、再発防止と職員教育を徹底し、皆さまからの信頼回復に向け取り組んでまります。」とコメントしている。