三条信金が雇用調整助成金つなぎ資金をスタート
三条信用金庫は27日、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受ける事業所への支援策として、5月1日から「さんしん雇用調整助成金つなぎ資金」の取り扱いを開始すると発表した。従業員の雇用維持を目的に厚生労働省が支給する「雇用調整助成金」の申請から受給までのタイムラグを解消するために必要なつなぎ資金を融資する。期間は12月30日まで。
融資対象者は同金庫の会員、または会員資格を有する事業者で、雇用調整助成金の支給申請を行い受理されている人。かつ、同助成金の受給口座を同金庫口座に指定した人となる。
融資限度額は雇用調整助成金(休業等)支給申請書に記載された合計額の8割で、融資総額は直近決算期の平均人件費(役員を除く)2か月分を限度とする。融資形態は主に短期融資に用いられる手形貸付(期日一括弁済)で、期間は3か月。金利は年1%で、担保・保証人は原則不要となる。