新潟市の中原市長が会見、38公園の駐車場を閉鎖へ
新潟市の中原八一市長は28日、同市役所で記者会見し、大型連休中の感染を抑えるため、市内の公園駐車場を閉鎖することや、市立学校休校の延期の可能性などを語った。また、市長は医療、保育、福祉、教育従事者への感謝の意を伝えるメッセージを同日付けで全施設に送付した。
中原市長は大型連休中に大勢の人が集まる公園などは駐車場を閉鎖する考えを示した。具体的には、市内のきらら西公園や寺山公園の駐車場など38公園が対象。ただし、散歩などについては妨げないとした。
また、現在休校中の市立小学校、中学校、高校(万代高校、明鏡高校、高志中等教育学校)の休校について、5月10日以降の再開は難しい決定になるだろうとの見解を示した。市教育委員会は「休校の継続と再開の両方をやっている。今後、休校が長引いた場合は授業の動画配信のほか、子供たちの心のケア、体のケアをしていく」と話した。
また、医療従事者や福祉、保育園・幼稚園、教職員などに向けて、市長名で感謝の意を伝えるメッセージを全施設に送付した。