越後薬草が上越市に高濃度アルコールを寄贈
新潟県上越市の越後薬草は28日、消毒用として使用が許可された高濃度アルコールを上越市に寄贈した。同日、市役所で贈呈式が行われ、塚田和志社長が村山秀幸市長から感謝状を受け取った。
今回、同社が寄贈したのは同日から販売を開始したアルコール度数70度の「ヤソアルコール70」で、本数は120本となる。市から小中学校に送られる。
同社は社会貢献事業の一環として、厚生労働省がこのほど認可した高濃度アルコールを販売に着手していた。同社の「ヤソスピリッツ」のアルコール度数を70度まで高めて、消毒用としても使用できるようにした。同社の塚田和志社長は「社会貢献ができて幸せに思っている」と話しており、売り上げの一部も同市に寄付する考え。村山市長は「貴重なもので、ありがたい」などと話した。
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