市島酒造が、新潟県新発田市に消毒用アルコール150kgを寄贈

二階堂市長(左)へ目録を渡す市島酒造の田中杜氏(右)

新発田市の市島酒造が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、67度の高濃度アルコール150kg(15kg缶×10個)を、新発田市役所に寄贈した。

寄贈したのは、同社で製造ラインの消毒用に使われているアルコール。医療機関における消毒や除菌を目的としているものではないが、「食品の保存性向上、除菌、防カビと衛生管理」を用途としており、消毒に使う高濃度エタノール製品(60~80%)としてのアルコール度数を有する。また食品製造現場で使用されるアルコールであるため、安全性も担保されているという。

市島酒造は新発田市への寄贈にあたり、また今後の取組に向けて、「『日本の消毒アルコール不足に貢献したい』この思いはどの酒蔵の蔵元も同じかと思います。全国の各酒造メーカーでもいろいろと試行錯誤しながらこの問題に取り組んでおり、私共もできる限りの貢献をしていきたいと考えています。」とコメントしている。

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