ふるなびが、新潟県燕市の支援プロジェクトへの寄附受付を開始
株式会社アイモバイル(東京都渋谷区)は30日、同社が運営する、ふるさと納税サイト「ふるなび」で、新潟県燕市の支援プロジェクトへの寄附受付を開始した。プロジェクトオーナーは燕市で、新型コロナウイルスの感染拡大により、経済的影響を受けている市内の事業者の雇用継続・事業支援などが目的。
プロジェクトは、「『ふるさと燕』を守ろう! フェニックス 11(イレブン)」で、経済対策から生活支援まで総額4億円の総合対策を目指している。具体的には、集まった寄附金を、市内の事業者支援、市民の域内での消費喚起を目的とした「がんばろう燕!応援クーポン」の発行、感染症対策商品の開発支援、就学援助世帯への学校給食費支給など「11の経済対策(フェニックス・イレブン)」のために使う。
また、このプロジェクトに寄附すると、返礼品を受け取ることができる(返礼品はコチラから見ることができる)。
【市内事業者の雇用の維持と事業の継続のための対策】
1、 土地・建物賃借料補助金
2、 雇用調整助成金活用促進補助金
3、 中小企業金融対策費
4、 テレワーク等BCP推進助成金
【市内の需要喚起のための対策】
5、おいしい燕おとどけプロジェクト
・テイクアウト・デリバリー推奨助成金
・デリバリーサービス連携補助金
・がんばろう燕!応援クーポン
6、 市内飲食店応援サポート交付金
7、 燕(エン)JOYキッズ商品券
8、 感染症対策商品の開発支援
【市民の生活維持のための対策】
9、 ひとり親家庭への臨時特別給付金
10、 貸与型就学援助金制度の新設
11、 制度見直しによる生活弱者への支援 ・就学援助世帯への学校給食費相当の支給 ・障がい者就労支援サービスの在宅利用要件の緩和
燕市は、スプーンやナイフなどの金属洋食器の国内生産シェア90%以上を占める世界有数の金属加工の生産地。 また、これまでオイルショック、プラザフ合意やリーマンショックななど幾多の逆境を跳ね返し、そのたびに復活してきたことから「不死鳥(フェニックス) 燕」と称されているという。
一方、最近、燕市では新型コロナウイルスの影響により、帰省できない学生への支援策として、燕市産のコシヒカリ5キロと布製マスク1枚の配布を行うなど、燕市出身の若者の応援にも力を入れている。