新潟県が発熱外来とPCR検査センター開設へ

新潟県は1日、新型コロナの院内感染防止のために発熱や呼吸器に症状がある患者を別の場所で診察する「発熱外来」と、PCR検査のための検体採取を行う「PCR検査センター」の開設に向けた調整を医師会と始めた。発熱外来とPCR検査センターを一体整備して、診療から検体採取までワンストップで提供することも検討している。

時期については、場所などに加え、医療従事者の確保という課題もあるが、できるだけ早い時期に開設したい意向で、「ゴールデンウィーク明けには(開設に向けた情報を)お伝えしたい」(松本晴樹福祉保健部長)と話していた。

開設場所については未定だが、候補地として新潟市や長尾会の名前が挙がっていた。

一方、新型コロナ感染症患者の入院用に236床確保していたが、各医療圏ごとに調整を進めてきた結果、さらに上積みし県全体で現在400床以上を確保したという。

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