新潟県が帰省客などにチラシで新型コロナへの注意喚起

新潟県は1日、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、JR新潟駅と新潟空港で帰省客などに、不要不急の都道府県をまたぐ移動の自粛を促すチラシを配布した。3日まで呼び掛けと配布を実施するという。

JR新潟駅新幹線西口および東口の改札前では、1日午前中より、県職員がチラシの配布と呼びかけを行った。午前中の配られた時間に新潟駅に到着した新幹線では、1本あたり改札口から出てきた乗客は多くて6人程度。その少なさに、対応にあたっていた県職員は驚いていた。また、取材に応じた県の酒井良尚交通政策課長は、「新潟に来られた方に不要不急の外出を控えてもらいたい。家族のタオルなどの共有も控えるようにお願いしたい」と話していた。

JR新潟駅では乗客はまばらであった

また、新潟空港でも県職員が国内線到着ロビーにてチラシを配布した。午後に到着した便では、1便あたり10人ほどの乗客がいた模様。飛行機を降りた乗客がやや時間を空けてロビーを通っていく様子は、新潟駅とは対照的であった。

新潟空港で対応にあたっていた県の福島健市空港課政策企画員は、「来てくれれば嬉しいが、今は我慢の時だ」と話していた。

新潟空港では一定の乗客が見られた

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