今週の主なニュース(3月6日から12日)
東日本大震災の発生から11年目となった11日、東京電力ホールディングス株式会社(東京都)の小早川智明代表執行役社長が訓示を行った。柏崎刈羽原子力発電所オンライン中継された。小早川代表執行役社長は「社員1人1人が改めて深く心に刻み、東京電力の原点は福島にあるということを当社グループ全体で共有したい。当社の最大の使命は福島への責任の貫徹だ」と語った。
◎経済
3月7日
亀田製菓(新潟市江南区)がグループ会社と共同で、「プラントベースドフード」「米粉パン」「お米由来の乳酸菌」の新ブランドを立ち上げ
3月9日
サトウ食品株式会社(新潟市東区)が2022年4月期第3四半期決算(連結)、利益面は第3四半期連結累計期間としては過去最高の実績に
3月10日
株式会社トップカルチャー(新潟市西区)が2022年10月期第1四半期決算(連結)を発表、販管費削減などで経常利益10%増
帝国データバンク新潟支店が新潟県企業売上高ランキング(2020年度決算)を発表、株式会社コメリ(新潟市南区)が20年連続で1位に
3月11日
◎政治・行政
3月9日
3月10日
3月11日
◎社会
3月8日
3月10日
北京2022オリンピック冬季大会出場の平野歩夢選手と平野海祝選手が、新潟県庁と村上市役所へ表敬訪問、平野歩夢選手「チャレンジを続けていく」
3月11日
◎かわらばん
3月10日
https://www.niikei.jp/kawaraban/353612/
3月11日
◎オプエド・コラム
3月10日
◎編集ピックアップ
3月7日
◎今週のページビュートップ3(12日14時45分時点)
1位
https://www.niikei.jp/353597/
2位
帝国データバンク新潟支店が新潟県企業売上高ランキング(2020年度決算)を発表、株式会社コメリ(新潟市南区)が20年連続で1位に
3位
【編集後記】
新潟県のまん延防止等重点措置が明けた今週、新潟市内は晴れ間がのぞく日が多く、春の訪れを感じ始めました。時短営業が解除となった飲食店は通常営業に戻り、9日には「使っ得!新潟県民割キャンペーン」が再開されるニュースも届きました。卒業や進学、就職や異動のシーズンを迎えますが、コロナの蔓延が抑えられ、経済活動が正常化することを期待します。
一方、世界ではウクライナ・ロシアの情勢は悪化の一途を辿っており、毎日衝撃的な映像が飛び込んできます。そして世界各国からロシアに対する経済制裁や企業の撤退が相次ぎ、今後も増えていくと思われます。
新潟県への経済的影響を考えたときに危惧されるのが、ロシアとの輸出入。新潟東港(新潟市東区)や直江津港(新潟県上越市)では、多くの製品が取引されています。ロシアへの輸出製品は主に中古自動車、輸入製品は主にLNG。今後新潟県内にどのような影響が出てくるのか、注目していきたいと思います。
今週新潟県内ではいくつかの自治体が庁舎内などに募金箱を設置するなど、ウクライナへの支援活動の広がりが見られました。戦火に追われ苦しむ人々に対して、個人が出来ることは限られています。しかし、目の前の仕事や遊びに全力投球をして経済を回すことが、巡り巡って困窮する人への助けつながると思っています。世界に一日も早く春が訪れることを祈るばかりです。(中林憲司)