新潟県立高田南城高校で就学支援金の書類を誤送
新潟県は11日、県立高田南城高等学校で就学支援金の支給(休学による支給停止)に関する連絡書類を郵送する際に、誤って別の生徒に送付していたことが判明したと発表した。
誤送した日付は8日で、11日に判明した。同校は定時制と通信制があり、就学支援金は返済不要の授業料支援制度で、公立通信制高校の授業料は一律無償化となる。
誤送の理由は郵送用シールが住所と氏名が一致しない状態で作成したことによるもので、9名分の住所に誤りがあり、6名分は宛先不明で学校へ返送された。3名分が別生徒に誤送された。なお、1名分が到達し、未到達分の保護者へは未開封のうえ返還するよう依頼した。到達分の書類については既に回収され、さらなる情報流出はないという。
流出した情報は生徒の学校名、氏名、就学支援金支給期間、支給停止期日で、県は誤って送付した先の生徒・保護者に謝罪したほか、情報流出対象者の生徒・保護者に連絡し、経緯を説明した上で謝罪した。県は今後、個人情報関係文書の書類の送付に当たっては、再確認を徹底し、再発防止に努めるとしている。