今月高知県で開催の全国大会へ出場する新潟県立海洋高等学校(新潟県糸魚川市)相撲部の激励会が開催
新潟県糸魚川市は14日、今月高知県で開催される全国大会へ出場する新潟県立海洋高等学校(新潟県糸魚川市)相撲部の激励会を開催した。
同校相撲部は、19日、20日開催の令和3年度全国高等学校相撲選抜大会、第73回全国高等学校相撲新人選手権大会の団体戦、個人戦に出場する。
出場する選手は、石本龍士(りゅうじ)選手(2年)、狩野煌太(けいた)選手(2年)、宮野裕介選手(1年)、笠原龍(りゅう)選手(1年)の4人。
主将の石本選手が代表して、「1人1人が自分の相撲を取り切れるように頑張ってきたい。応援よろしくお願いします」と抱負を述べた。
また、糸魚川市教育委員会の靏本(つるもと)修一教育長が挨拶し、「石本主将から心に秘める力強い決意を述べてもらった。県内の相撲ファンはもとより、地元糸魚川市民としてこんなに晴れやかなうれしいことはない。名門新潟海洋高校の名前を会場いっぱいに響き渡るように、選手1人1人の心技体と集中力で、迷いなく相手を倒してほしい」と激励した。
続いて、糸魚川市スポーツ協会の水島喜代一会長は「特に怪我には注意をして、頑張ってきてもらいたい。自分たちの気持ちで、より高いところを目指して頑張ってもらいたい。糸魚川市民はみなさんの活躍を本当に楽しみにしている。みなさんの健闘を祈る」と挨拶した。
石本選手は、「団体戦では、予選を突破し、決勝トーナメントに残りたい。ベスト32が目標」と話した。
出場する4人のうち、石本選手など2人が大阪府出身で、市外県外から生徒が集まる海洋高校相撲部は全国大会常連の名門校。出身者には現在大相撲の幕下に位置する王輝などプロ力士も多い。