新型コロナ軽症者宿泊療養施設(シングルイン新潟第3)で個人情報にかかるアクシデント
新潟県は13日、県が設置した新型コロナウイルス軽症者宿泊療養施設(シングルイン新潟第3、新潟市中央区)において、個人情報にかかるアクシデントが発生したと発表した。
宿泊施設では、担当医が輪番制でオンライン診療を実施していて、療養者は担当医が代わるごとに健康保険証のデータを撮影して主治医に送信することになっていた。
療養者3名が同じ端末を使って送信していて、療養者には自分でデータを削除するよう依頼していたが、2名が前回の担当医に送信するために撮影した自分のデータを残してしまい、ほかの療養者が閲覧できる状況にあったという。
13日15時頃に宿泊施設に配置された看護職が、療養者に連絡した際、本人の申し出により判明した。
県では今後、健康保険証の情報を安全に伝達する方法に変更する。
なお県によるとホテルには現在4名が療養している。