新潟県出雲崎町が総額1,459万円の町独自の支援策を発表

出雲崎夕景(公益社団法人 新潟県観光協会)

出雲崎町は14日、事業者向けや町民向け、ひとり親家庭などへ向けた町独自の新型コロナウイルス感染症に関連した支援策を発表した。予算の総額は1,459万1,000円。

事業者向けでは、出雲崎町持帰り等利用促進支援金事業に855万1000円の予算額を計上した。町内で製造・調理した商品を持ち帰り(テイクアウト)または、配達(デリバリー)で販売する事業者が対象。1回2,000円以上の持ち帰りまたは配達商品で町民や町内在勤者、在学者が購入したものを、割り引いて販売した割引額全額を支援金として支給する。ただし、1回の販売において、割引率50%上限で、支援金上限額は1万円。対象事業者数は21社で、商品数は100以上となる。対象期間は22日から6月30日まで。

全町民に対する支援(予算額520万円)では、全戸(1,577戸)に不織布マスクを1箱(50枚入り)ずつ15日に配布する。

また、ひとり親家庭等応援支援金(予算額89万円)で、児童扶養手当受給者1人につき、1万円に加えて、対象児童1人につき2万円を支給する。対象者は今年4月分の児童扶養手当を受給しており、5月1日時点で出雲崎町に住所がある人で、19世帯ある。

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