株式会社新潟放送(BSN)が新潟市内の保育施設に次亜塩素酸水を無償提供
株式会社新潟放送(BSN、新潟市中央区)は15日、BSNキッズプロジェクトの一環で新型コロナウイルス感染拡大防止のため、新潟市を通じて市内の保育施設に次亜塩素酸水(1リットルパック及び空の専用スプレーボトル)300セットを無償提供した。
無償提供された次亜塩素酸水300セットは、新潟市こども未来部保育課を通じ、新潟市内の保育園、認定こども園、病児・病後児保育施設等、計292の施設に無償提供される。
提供を受けた新潟市の髙橋建造副市長は、「保育施設における設備や玩具の消毒は大変重要であり、このような形で次亜塩素酸水を提供いただけたことを大変ありがたく思っている。皆様や地域と一体となり、新しい生活様式を獲得するために取り組んでまいりたい」と話した。
BSNは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、新潟大学大学院の榛沢和彦特任教授や微酸性・弱酸性次亜塩素酸水を生産するユニトライク株式会社(新潟市西区)と協力し、次亜塩素酸水に関する正しい知識を広めるとともに、同社ホームページ等を通じて微酸性次亜塩素酸水ジーミスト(1リットル、専用スプレーボトルとセットで2,980円税込)の販売に取り組んできた。
BSNが販売する微酸性次亜塩素酸水ジーミストは、手に噴霧した瞬間に雑菌と反応して水に変わるため、子供たちにとっても安心安全だ。さらに、次亜塩素酸水は単に酸性が強ければ効果があるわけではなく、微酸性の状態が最も除菌に適しているという。一方で、透明なボトルに入れておくと紫外線の影響などで水に戻ってしまうデリケートな性質があるので、同社が販売する専用のスプレーボトル等に入れ、日の当たらない場所で保管することが望ましいとされる。