新潟市内で新たに1名、新型コロナウイルス感染症患者が確認

新潟市の野島晶子保健衛生部長

新潟市は15日、新たに1名、市内63例目(県内82例目)の新型コロナウイルス感染症患者が確認されたとして説明会を開いた。

市内63例目の新型コロナウイルス感染症患者は、中央区の30歳代女性(会社員、日本国籍)で渡航歴はない。詳しい行動歴や濃厚接触者の有無については調査中。これまでの市内で感染が確認された人との接点はなく、現時点で感染経路は不明。

経過としては、12日に発熱はみられないものの、味覚や嗅覚が低下しているとして市内の医療機関を受診。同医療機関から帰国者・接触者相談センターに電話があった。この後、嗅覚や味覚がしばらくの間、低下している状態だとしてPCR検査を行うこととなり、15日に陽性が判明した。今日中に市内協力病院に入院予定で調整中。帰国者・接触者相談センターに連絡があった12日から遡って約2週間の期間内に、県外との往来は確認されてないという。

14日時点で新潟市内の退院者数は44名となり、現在18名入院が入院している。入院者18名のうち3名が宿泊型療養施設に滞在している。

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