阿賀野川河川事務所(新潟市秋葉区)が「流域治水プロジェクト」について阿賀野川流域の自治体など関連機関と意見交換

意見交換はオンラインで実施した

国土交通省北陸地方整備局阿賀野川河川事務所(新潟市秋葉区)は16日、新潟県や阿賀野川流域の自治体、新潟地方気象台などの関係機関との意見交換を行い、「流域治水プロジェクト」の内容の充実を承認した。

災害の激甚化・頻発化が指摘されて久しく、各河川における水害対策へも動きが進んでいる。国では、流域全体で水害を軽減させる「流域治水」への転換が重要であるとの認識に基づき、国、流域自治体、企業などが協働して実施すべき対策の全体像を「流域治水プロジェクト」として取りまとめて2021年3月に公表した。

阿賀野川河川事務所でも同月、阿賀野川流域におけるプロジェクトを公表し、減災や災害復旧のための整備のロードマップを示した。今回は関係者間の連携強化のため、「農地・農業用施設の活用」、「水害リスク情報の提供」など7つの詳細な共通指標を設定することを承認。各指標に基づき取り組みの進歩状況を可視化することを狙う。

阿賀野川河川事務所では、年度末までに今回意見交換の内容をとりまとめ、反映した「流域治水プロジェクト」の内容をwebサイト上に公開する予定である。

 

【関連リンク】
阿賀野川河川事務所 「流域治水プロジェクト」

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