新潟県上越市の上越まつりが中止、1976年以来初めて
新潟県上越市の越まつり委員会は14日、第45回上越まつり(高田祇園祭、直江津祇園祭、第95回謙信公祭)の開催について、高田、直江津の祇園祭(7月23日から29日)を中止、謙信公祭(8月21日から23日)も出陣行列、川中島合戦の再現などの主要イベントを中止すると発表した。謙信公祭については、春日山神社祭典は実施する。新型コロナウイルスの感染拡大防止のためで、1976年に「上越まつり」として一本化されて以来初の中止となる。
直江津祇園祭では直江津大花火大会が毎年行われ、市民に親しまれているが、中止は記録の残る1981年以来初となる。一方、謙信公祭は2007年から合計7回、俳優のガクトさんが謙信役になり、約20万人の入り込みとなるなど話題になったこともあったが、2018年から市民などからの一般公募とし、昨年まで2年連続で上越市民が謙信役となった。2019年は初の女性だった。