東北電力株式会社が経済産業省募集の「GXリーグ基本構想」に賛同
東北電力株式会社(宮城県仙台市)は16日、経済産業省が募集している「GX(グリーントランスフォーメーション)リーグ基本構想」に賛同したと発表した。
同社グループは、2021年に「カーボンニュートラルチャレンジ2050」を策定し、カーボンニュートラル実現に向け、二酸化炭素排出削減を加速している。また、スマート社会の実現を通じて、東北6県および新潟県をはじめとした顧客の二酸化炭素排出削減にも取り組み、地域社会の脱炭素化に貢献していくこととしている。
今回は東北電力は、2050年のカーボンニュートラル実現を見据えて、自ら以外のステークホルダーも含めた経済社会システム全体の変革を牽引していくという「GXリーグ基本構想」は、同社グループにおけるカーボンニュートラルに向けた取り組みや考え方と合致するものと考え、賛同に至ったという。
GXとは、企業における温室効果ガスの排出源である化石燃料や電力の使用を、再生可能エネルギーや脱炭素ガスに転換すること。GXリーグは、GXに積極的に取り組む「企業群」が、GXに向けた挑戦を行うプレイヤーとともに、一体となって経済社会システム全体の変革のための議論などの場として設置される。