新潟県が地域課題の解決に向けた成果報告会を開催、事業に取り組む大学生が進捗を発表

 

参加学生がオンラインで成果を報告した

新潟県は17日、2021年度新たに取り組んできた「若手人材等による地域課題解決提案事業」の成果報告会を開催し、同取組みに参加している県内の大学生グループが、事業の進捗や成果を報告した。

成果報告会はオンライン(ZOOM)で開催。昨年から事業に取り組んでいる3大学の学生が成果報告を行った。

新潟国際情報大学(新潟市西区)土屋ゼミの学生は、キノミデザイン製作所(新潟県魚沼市)と取り組んでいる「魚沼の間伐材有効利用化」の事業進捗を発表。

間伐材を活用した「うおぬまご当地コースター」の作成や、ブランドロゴ製作、SNS発信活動の戦略、またSDGsへの紐づけなどを紹介。これまでの活動報告や今後の事業計画を発表した。

このほか、新潟大学工学部スマートドミトリーリン班が粟島浦村で起こっている事業「リン回収で SDGs!! リン資源循環型社会の実現」や、専修大学経営学部森本祥一ゼミナールが南魚沼市で行っている「大学と連携した『関係人口』の創出・維持による持続可能な『明るい地域』づくり事業」の成果報告を行った。

新潟県地域政策課は、同事業の取組みを来年度も継続していくという。

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