全国共通テイクアウトアプリパッケージの初事例として、新潟県弥彦村のアプリがリリース
「お寺のワーキングプラットフォーム化」を手掛ける株式会社くうる(福岡県福岡市)が、低予算で全国どこでも真似できる共通テイクアウトアプリパッケージを開発。その初事例として、新潟県弥彦村の「テイクアウト弥彦」アプリをリリースした。
17日時点で、利用ユーザー数は既に450人。11の店舗と、31点のメニューが掲載されている。
同パッケージは、「日本全国の“小さな経済圏”を守りたい」がテーマで、目ざすは全国500市町村のアプリの展開。このため、最短1日で真似すれば作れるアプリテンプレートを無料で公開しているほか、その運用・プロモーションノウハウなどの全ても、noteで無料記事として公開している。
また普及に欠かせない、各地域のテイクアウトマップ作成を推進するリーダーは、くうるがフルバックアップすることで、迅速にサービスを展開していく計画。今回、先行事例としてリリースされた「テイクアウト弥彦」開発のリーダーは、同村法圓寺の梨本雄哉氏。長年地域に根付き信頼を得ているお寺ならではのコネクションと梨本氏の人柄により、発案から2週間という短い期間でリリースできたという。
なお、くうるが「お寺のワーキングプラットフォーム化」と銘打っており、またアプリにおける弥彦村の先行事例でも寺がリーダーとなっているが、リーダーは特に寺に限定するものではないという。ただ、寺における地域との深く広い繋がりと貢献性を念頭に置いた上で、ぜひ寺には協力してほしいという。
【関連サイト】
弥彦村テイクアウトマップ/https://yahiko.glideapp.io/
テンプレートやマニュアルなど(note)/https://note.com/katsuyasan/m/md057f718d412