学生マンションの減額で若者を支援する「未来応援プロジェクト」が始動、第一弾は新潟薬科大学
UniLife(ユニライフ)のブランドで全国の学生マンションの企画開発・仲介斡旋・運営管理を行う株式会社ジェイ・エス・ビー(京都市)は、経済的な理由などで新しい一歩を踏み出せずにいる全国の学生を対象とした支援策「未来応援プロジェクト」を始動させると発表した。
企画に賛同する学校とともに、同学校の学生を対象に選考を行い、通過者に同社が管理する対象の学生マンションに住むさいの家賃について1年間の減額を行なう。プロジェクト第一弾となる今回は、新潟県の学校法人新潟科学技術学園新潟薬科大学を対象に実施し、その後も全国を対象に、段階的にプロジェクトを推進していく予定。
プロジェクト立ち上げの背景には日本の高齢化などがあるという。具体的には日本では、高齢者に比較的手厚い支援が行われている一方、若者への支援はいまだ少ない状況。こうしたなか、この取り組みを推進することにより、若い世代への支援に社会全体の関心が少しでも高まったり、より多くの若者がなりたい自分により近づけたりする環境づくりを目指す。
第一弾となる新潟薬科大学では、3月31日まで応募を受け付けていて、選考方法:書類審査で5人を選ぶという。