新潟県燕市で虹の田んぼアートの田植えが初の機械で行われる

苗を積み込む景観作物推進協議会のメンバー

新潟県燕市の景観作物推進協議会は18日、田んぼアートの田植えを同市の吉田ふれあい広場近くの水田で行った。地域の農産物のPRと、地域の活性化を目指してスタートし、今年で14年目。例年は200から300人が集まるが、今年は新型コロナウイルスの影響により人数を大幅に減らし、初の機械を使っての田植えとなった。

同協議会は燕市、JA、地元農家などで構成する会で、同日はメンバー約15人が参加した。8条植えの田植え機を使い、4,000平方mある水田に今年は虹をイメージした。田植え機はカーブを描き、大きな虹を描いていた。赤や黄色、紫などの色付きの苗は色素米を使用。メンバーは虹の模様を描くように、色素米をうまく組み合わせながら、田植え機に苗を積み込んでいた。田んぼアートの周りには「新之助」を植えた。

同市農政課の大関貴資副参事は「今年はイベントができないので、機械で植えた。例年だと周りに植える米は、収穫のイベントなどで配る」と話していた。

田植え機で虹を描いた

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