新潟・岩室温泉の「著莪の里 ゆめや」が客室をリニューアル
自家源泉かけ流し客室露天風呂などシニア世代の要望に配慮
株式会社富士屋(新潟市、武藤慶太社長)は、自家源泉100%の岩室温泉の旅館「著莪の里 ゆめや」の1階客室(5室)をリニューアルした。高品質志向のシニア世代のニーズに応える客室にした。総工費は1700万円。
シニア世代の旅のポイントである「ベッドで休めること」「椅子テーブルで食事ができること」「静かな環境」と、高級志向のお客様の旅のポイントである「かけ流しの客室露天風呂・半露天風呂があること」「本物志向の日本建築」「自然豊かな佇まい」という要求に答えられるよう、リニューアルした。
具体的には以下の点をリニューアルした。
・ベッドルーム(京唐紙や障子を使い和にこだわった内装にした。また、腰を支えるブレスエアーにマットレスを採用した)
・バスルーム(檜風呂を毎分8ℓの自家源泉かけ流しの半露天風呂に変更し、浴室のシャワー、水栓にもSANEIのCYEシリーズを採用した。このほか、洗面器はCERA TRADINGを使用、ミラーの背面からLEDライトで照らすことでメイクアップの時間も楽しく過ごせるようにした。また寒さ対策として浴室には床暖房を設置したほか、檜風呂の湯船から外の木々や風を感じられるよう、開閉式窓を採用し)
・和室(カンディハウスのダイニングテーブルWING LUX LDと、畳にもなじむWING LUX LD中座椅子を採用した)
夕霧、胡蝶、浮船、横笛、早蕨の5室で、いずれも人数は2~6名。宿泊料金は1名4万2500円から(税別、2名1室利用時)
岩室温泉は、「新潟の奥座敷」といわれる温泉地。300年の歴史があり、人情味あふれ、日本海からあがる魚介類も美味しいことが特徴。「著莪の里 ゆめや」は創業150年の老舗旅館「富士屋」の姉妹館として1988年に開業し、今年で30周年を迎えた。数奇屋造りの和室10室、離れ舎1棟の小さな旅館だが、上質なおもてなしと美食で、リピーターが多い自家源泉100%の宿。