新潟県糸魚川市が市内の飲食店などで使用できる商品券などを発行
糸魚川市は18日、新型コロナウイルス感染症関連で総額5,850万円の一般会計補正予算(第3号)を専決した。糸魚川元気応援券発行事業に5,500万円、出身大学生等応援事業に350万円で、両事業とも財源は国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充てる。
具体的には、糸魚川元気応援券発行事業は市内の飲食、宿泊施設などで使用できる商品券を発行する。宿泊業、飲食サービス業、タクシー事業者、運転代行事業者を対象に、1,000円券×5枚を2,500円で販売。発行総額は5,000円×2万セットで1億円となり、市によると、販売時期は目標として7月をめどにしているという。
出身大学生等応援事業は、帰省を自粛している同市出身の大学生などに対し、米などの食品を中心とした特産品(5,000円程度)の支援を行うもの。特産品の提供により、ふるさと回帰の機運を高めるとともに、市内経済を下支えする狙いがある。