新潟経済社会リサーチセンターが電子マネーの利用状況に関するアンケート調査

最も利用されている電子マネーは「Suica」

写真はイメージです

(一社)新潟経済社会リサーチセンターはこのほど、県内の勤労者などを対象に、「電子マネーの利用状況に関するアンケート調査」を行った。

調査結果によると、電子マネーを利用している人の割合は、2012年9月の前回調査(25・6%)から大きく増えて、50・7%と半数を超えた。電子マネー利用する理由は、「支払いをスムーズにできるから」(66・2%)が最も多く、「小銭を払わなくても済むから」「利用時にポイントや割引のサービスを受けられるから」が続いた。

電子マネーを利用している人に、利用している電子マネーの種類を尋ねたところ、前回調査に続いて「Suica」が最も高く、70・3%。次いで、「nanaco」(45・1%)、「WAON」(27・8%)となった(複数回答)。

利用場所は、「交通機関」(69・1%)、「コンビニエンスストア」(60・1%)が多かった(複数回答)。

利用頻度は、「週に2回以上」「週に1回」を合わせた人の割合(週に1回以上の割合)は52・6%となった。これは前回調査に比べ、10・4ポイント上昇した。

1回あたりの平均利用額は、「500円未満」「500円以上1000円未満」の割合が64・4%となった。これは前回調査と比べて7・7ポイント上昇しており、1回あたりの平均利用金額が小口化している様子が伺える。

アンケートは県内の勤労者または同居家族2000人を対象に行った(有効回答1571人、有効回答率78・6%)。調査方法は第四銀行の本支店の店頭、各企業、各家庭にて無記名記入で行った。調査期間は2018年4月上旬から4月下旬。

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