ダイニチ工業(新潟市南区)など3社の技術による「エネファームミニ」が、日本ガス協会「技術賞」を受賞

エネファームミニの燃料電池ユニット(2019年10月の製品発表会)

ダイニチ工業株式会社(新潟市南区)、京セラ株式会社(京都市伏見区)、パーパス株式会社(静岡県富士市)が協働で開発、東京ガス株式会社より発売された「エネファームミニ」が、一般社団法人日本ガス協会の主催する2020年度「技術賞」を受賞した。

日本ガス協会の「技術大賞・技術賞」は、ガス事業及びガス事業者の健全な発展と天然ガス普及に貢献する技術を表彰するもの。受賞した「エネファームミニ」は、ダイニチ工業、京セラ、パーパスの3社が共同開発した家庭用燃料電池コジェネレーションシステムの「燃料電池ユニット(貯湯タンク内蔵)」と、パーパス製の「熱源機」が組み合わされている。

その開発コンセプトは、定格発電出力の低出力化と、エアコン室外機と同等サイズの実現により、これまでエネファームを設置できなかった人でも導入できる製品。待機電力程度しか消費していない状況でも臨機応変に高効率の発電が行える高い省エネ性を実現したほか、住宅密集地の戸建住宅でも奥行き500㎜のスペースあれば、人の手で設置可能なほどの、世界最小サイズを実現。災害時にも継続的に発電する“レジリエンス機能”も標準搭載されている。

エネファームミニの仕様

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