ぐるなび(東京都千代田区)が飲食店のテイクアウトに関する傾向を分析
直近1か月で飲食店でテイクアウトを利用した人は61.5%
株式会社ぐるなび(東京都千代田区)は、会員へのアンケート調査をもとに、飲食店のテイクアウトに関する傾向を分析した。アンケート調査期間は5月12日から13日で、20代から60代のぐるなび会員2,992人に行った。それによると、61.5%が直近1か月でテイクアウトを利用していることがわかった。また、テイクアウトで重視することは「近い」「安い」「行きつけ」で、今後は「自宅ではなかなか作れない料理」に対する期待も高かったという。
「直近1か月で飲食店でテイクアウトを利用しましたか?」(2,992人)という問いに対し、全体(2,992人)では「利用あり」が61.5%、「利用なし」が38.5%となった。「小学生以下のお子様あり」(443人)という人では、「利用あり」が75.4%、「利用なし」が24.6%だった。「外食ヘビーユーザー」(※)では、「利用あり」が76.3%、「利用なし」が23.7%だった。
(※)外食ヘビーユーザーは、新型コロナウイルス感染拡大以前の外食頻度が週2日以上の人。
「直近1か月より前と比較して飲食店でのテイクアウト利用は増えましたか?」(2,992人)という問いには、「増えた」が40.1%、「変わらない」が53.7%、「減った」が6.2%となった。
「あなたは今後、飲食店でのテイクアウト利用が増えると思いますか?」(2,992人)という問いには、「増えそう」が32.4%、「変わらない」が62.0%、「減りそう」が5.6%となった。
「今後飲食店でのテイクアウト利用が増えそうな/減りそうな理由は?」(自由回答)という問いには以下のような回答があった。
(増えそう)
・行ったことのないお店の料理をテイクアウトで食べられるため。
・テイクアウトを実施するお店が増えているため。選択肢が増え、選ぶ楽しみがある。
・献立を考えたり食器を洗う手間が不要で、自由時間がかなり増えるためありがたい。
(減りそう)
・新型コロナウイルス収束後、店内で食べたいため。
テイクアウトを利用する際に重視することは「近い」「安い」など
「テイクアウトを利用する際に重視することは? 」という問いには以下のような回答があった。
直近1か月(1,839人)
1位=自宅の近所(35.2%)
2位=価格が安い(31.5%)
3位=行きつけのお店(24.2%)
4位=自宅ではなかなか作れない料理(18.5%)
5位=ネットで注文できる(17.7%)
今後(2,560人)
1位=価格が安い(41.9%)
2位=自宅ではなかなか作れない料理(36.7%)
3位=自宅の近所(33.8%)
4位=ネットで注文できる(27.9%)
5位=キャッシュレス決済ができる(25.6%)
「直近1か月間で飲食店でのテイクアウトを利用された際の平均予算」についてはランチ(1,114人)が913.9円、ディナー(1,161人)が1404.7円となった。 「この平均予算は直近1か月より前と比較して変わりましたか?」という問いの回答は、「増えた」が32.5%、「変わらない」が60.8%、「減った」が6.6%だった。
飲食店でのテイクアウト予算が高くなった理由は?
「飲食店でのテイクアウト予算が高くなった理由は?」(自由回答)との問いでは以下のような回答があった。
・外食をしていた頃のことを考えて、高めの金額でもいいと考えるようになったため。
・飲食店の応援も兼ねてテイクアウトを利用しているため。
・今まで、テイクアウトは食事を簡単に済ますという感覚であったが、 今では少し奮発して家で楽しむという感覚に変わったため。
・自粛期間中の楽しみ。敷居が高くて行けなかった飲食店もテイクアウトで利用できたため。
テイクアウト情報紹介メディア
・「ぐるなびテイクアウト」https://takeout.gnavi.co.jp
・「クラブミシュラン」https://clubmichelin.jp/
・「dressing」https://www.gnavi.co.jp/dressing/
・「みんなのごはん」http://r.gnavi.co.jp/g-interview/