飲食店を支援するウオロク(新潟市中央区)、長岡店入口でSUZUgroupの弁当を販売
外出自粛の影響を受けている生産者・製造者のサポートに取り組むウオロク。長岡店では、23日と24日の10時から18時にかけて、SUZUgroup(有限会社寿々瀧、長岡市)が販売している弁当を店舗入り口で販売する。
販売されるのは、「のりのり海苔弁当」(680円)、「豚キムチ海苔弁当」(780円)、「VEGAN海苔弁当」(780円)の3点。価格は税別。いずれも県産食材の使用にこだわった弁当で、従来より同グループの飲食店でも販売しており、好評だった。
しかしSUZUgroupの店舗では、新潟駅構内にある「TABI BAR & CAFÉ from SUZUVEL」が新型コロナの影響を受けて営業を休止しているほか、その他の店舗でも営業時間を短縮。弁当の販売に限らず、グループ全体の売上が減少するも、打開策が見出せない状況になったという。
そのような中で得られた、ウオロクの協力。SUZUgroup含む多くの飲食店とかかわりがあり、また「にいがた『おいしい』ナビゲーター」として新潟の食の魅力を発信する活動に取り組んでいる久保田健司氏は、「ウオロクの店舗入り口は、人のお客さんの往来も多く最高の場所です。本当に苦労している中、このような形で地域支援をしていただき本当にありがたいです。」と感謝している。
なおウオロクでは、4月に各店舗にて駅弁フェアを実施したほか、今回の長岡店のように一部店舗で飲食店等が提供する商品を販売するなど、県内の飲食店や居酒屋などの支援を行ってきた。当面は、こうした形での支援を続けていく予定だという。