地域外来・検査センター(広域型)南魚沼会場で、PCR検査をキャンセルした人に誤って陰性と通知

新潟県は21日、PCR検査を集中的に行う地域外来・検査センター(広域型)南魚沼会場(新潟県南魚沼市)において、新潟県が検査所の運営を委託している株式会社新宣(新潟市中央区)が、検査を希望した人の検体を採取できず、検査キャンセルとなったにもかかわらず、その人に対し、誤って陰性と通知していたことが判明したと発表した。

経緯は、20日15時33分、検査がキャンセルとなったにもかかわらず、業者が電子メールで誤って陰性と通知。

16時に、保健所から検査キャンセルとなった人と、その家族に検査の電話をしたところ、検査をキャンセルとなった人に陰性と通知していたことが判明した。その後、保健所からその人に対し、病院で検査を受けるか、または、自宅で待機するかなどの今後の方策について説明した。

16時20分には、保健所から県医療調整本部へ報告。16時30分には、県が業者に対し、事実関係を確認した。

原因は、業者が検査キャンセルとなった人の登録データを削除すべきところ、手続きを失念し、誤って陰性の結果を通知したもの。業者においては、結果通知に関して、1件ずつ複数人で確認していたものの、検査キャンセルとなった人のデータ削除を複数入で確認していなかった。

県の対応は、検査キャンセルとなった人とその家族に謝罪したほか、業者に対し再発防止を徹底するよう指導した。業者は、陰性、陽性、判定不能の通知だけでなく、検査キャンセルとなった人の登録データの削除も1件ずつ複数人で確認するほか、システムを改修し、誤通知の再発防止に努めるとしている。

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