新潟リハビリテーション大学が全学生に支援金など支給 フェースシールド地域提供も
岩船米など村上の特産品も
村上市上の山にある新潟リハビリテーション大学(山村千絵学長)はこのほど、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う大学独自の経済的支援策として、全学生291人に支援金1万円や生活支援品などを支給することを決めた。
支援金は、来月から本格的に始まるオンライン授業にかかる通信環境整備などに充ててもらうもので、生活支援品は同市の特産品(岩船米、村上茶葉入り鮭ふりかけ)を予定。また、実習時に必要となってくるフェースシールドも学内の3Dプリンターで作製し支給、その後は地域へも提供する計画だという。
同大では、来月3週以降から専攻や学年別に徐々に分散登校を始める予定で、山村学長は「このような厳しい時期においても教育活動を継続し、学生が安心して学業に専念できるよう様々な工夫によって充実させていきたい」としていた。
村上新聞2020年5月24日号