デンカ株式会社、みずほ銀行と「Mizuho ポジティブ・インパクトファイナンス」融資契約を締結
デンカ株式会社(東京都)は22日、株式会社みずほ銀行との間で「Mizuho ポジティブ・インパクトファイナンス」の融資契約を締結した。
アレンジャーは、みずほ銀行で、参加金融機関は国内金融機関11社。融資実行日は24日。
Mizuho ポジティブ・インパクトファイナンスは、サステナブルファイナンスの1つであり、ポジティブ・インパクト金融原則に基づき、企業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクト(ポジティブな影響とネガティブな影響)を包括的に分析・評価し、「ポジティブなインパクトを生み出す意図を持つ取り組み」と確認された場合、その活動の継続的な支援を目的として融資が行われる。
契約締結にあたり、とくに SDGs の目標達成に対してインパクトを与える活動として、雇用、廃棄物資源効率・安全性、気候などについて定性的、定量的に評価されたという。
なお、株式会社日本格付研究所(JCR)から、この件の評価にかかるポジティブ・インパクト金融原則への適合性、および環境省のESG 金融ハイレベル・パネル設置要綱に基づき設置されたポジティブインパクトファイナンスタスクフォースがまとめた「インパクトファイナンスの基本的考え方」との整合性についての第三者意見書を取得している。