小千谷市が京都のホテルに錦鯉の水槽を設置
インバウンド観光客などに泳ぐ宝石「nishikigoi」をPR
錦鯉発祥の地として知られる小千谷市はこのほど、京都の「ホテルグレイスリー京都三条」に錦鯉の水槽を設置し、除幕式を行った。
展示品種は、紅白、昭和、大正を中心に、ヒカリモノなどを加えた約10尾(予定)。体長は約15cm~20cmという。水槽の設置は、熱帯魚や錦鯉の水槽レンタル・メンテナンスなどを手がけるアクアリゾートが手がけた。
小千谷市は、「錦鯉プロモーション事業」の一環として、新潟空港に錦鯉水槽を設置している。加えて、世界各国から人々が集まる京都にも、海外で人気の高まる泳ぐ宝石「錦鯉」の水槽を展示し、「nishikigoi」の魅力をPRする。これにより、小千谷市の認知度や魅力向上を図るとともに、錦鯉の輸出拡大(市内養鯉業の活性化)、さらには観光振興につなげていく方針だ。
ホテルグレイスリー京都三条の年間宿泊者数はおよそ12万人で、うち訪日外国人9万人。老舗が立ち並ぶ寺町商店街に位置し、観光各所へのアクセスも良く、錦鯉のPRには理想的な拠点という。