新潟県糸魚川市が市民会館大ホール(客席929席)を時間を区切って格安で貸し出す企画
新潟県糸魚川市は29日、糸魚川市民会館大ホール(客席929席)を時間を区切って格安で貸し出す「市民会館第ホールひとりじめ企画」を行うと発表した。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、会館事業の中止や延期が続くなか市民会館の利用が減少していることから、多くの市民の気軽に格安な料金で利用してもらい、利用促進や新たな利用者獲得を図るのが狙いだ。
時間を区切ってステージ貸し(ホール貸し、客席ゼロ)を行う企画。日時は7月2日から5日、7日から12日の計10日間(7月2日から5日は舞台上に反響板とピアノを設置。ピアノは舞台上であれば移動可能)。時間帯は10:00から21:00で、利用枠1時間の枠を1日あたり11枠貸し出す。最大10名までの利用が可能。
対象は小学生以上(小・中学生は1名以上の保護者の同伴が必要)。利用料金は1枠1,000円で、2枠まで申し込みできる。
受付開始は6月19日9:00からで、市民会館の窓口で申し込みを受け付ける(電話予約可=025—552—5900)。申し込みは先着順で、定員に達し次第受付終了となる。
入場料、レッスン代などの徴収や集客を伴うイベントには利用できないが、三点マイクを使用した撮影・録画が可能(料金別途500円かかる)。また利用可能な舞台・音響設備は、反響板、ピアノ、ピアノ椅子、譜面台、演奏用椅子、三点マイク(録音用)、マイク、マイクスタンド、CDデッキ、MDデッキ。照明設備は別途相談となる。
携行できるサイズに限り、ピアノ以外の楽器、音楽再生機器を持ち込むことができる。電源を使用する場合はコンセント1口100円かかる。
搬入口、楽屋、楽屋口、客席、ホワイエ、エントランスは使用できない(準備、着替えなどは指定の楽屋を使用できる)。