新潟県見附市の雪国住宅が破産手続開始決定
雪国住宅株式会社(見附市南本町3、資本金100万円、従業員1名)が22日、新潟地裁長岡支部から破産手続開始決定を受けた。
東京商工リサーチ新潟支店によると、負債総額は2,000万円の見込み。2014年創業、2016年に法人として設立された同社は、長岡、見附、三条を営業地区として、新築・増築・リフォーム事業を展開。「雪国でも快適な省エネ住宅」が売りであった。
法人化後も営業拡大を目ざしていたが、同業者との競争が激しく、売上は数千万円に終始する状況が続く。赤字決算から資金繰りも厳しい状態が続いており、事業の継続を断念することとなった。
雪国住宅の破産管財人は、近藤千鶴弁護士(柏崎しおかぜ法律事務所)が選任されている。